大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 1月24日(日)14時00分から17時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
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其の二百九十一 肘を斬る 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流は、合気柔術と呼ばれる通り、柔術の流れをくむ武術です。
昔から日本では柔(やわら)と呼ばれるように、相手の身体の急所を取り、関節の逆をついて制していく技法の体系といっていいでしょう。

これから数回にわたって取り上げる動きは、その急所・関節のひとつである「肘」を扱う考え方です。
動画を見てください。
相手が二の腕のあたりを押し込むように掴んでくるところを、外に捌き、腕を伸ばします。
手刀を活かして、剣で斬り下ろすように操作すると、相手の腰が崩れ、倒れます。
たったこれだけのことですが、実際に袖を取られて圧力を受けると、力みが入ってしまい、容易に崩すことはできません。

考え方のひとつとして、「身体を伸ばす」という点に注目してください。
肘を斬り落とすという目的にこだわって、力任せに手刀で押し込もうとすると、相手から大きな抵抗を受けます。
肘は逆には曲がらない関節ですから、そこに大きな力を加えられると、受けた方は必死になってそれを防ごうとします。結果、力のぶつかりあいが起き、膠着してしまいます。

まずは、斬り落とすことは先におき、肘を攻めることで相手の肩を動かしていくことを目指してください。
肘を攻める際には、その急所を的確に狙うことも重要です。
肘関節の裏、頬杖をついたときに当たる部分が急所です。腕を伸ばして肘の裏を触ると突起がありますが、その高手側(肩に近い方)を狙います。

ここに手刀を柔らかく当て、操作していきます。
くれぐれも力任せに攻めないこと。相手の身体が固まってしまいます。
柔(やわら)の思考法で、動いて下さい。
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