大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 1月24日(日)14時00分から17時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
其の三百十九 握る 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術は、いわゆる膂力(りょりょく)を用いておこなう武術ではない、という実例を再三取り上げてきた。
今回扱うこの操作法も、またその一つの例だ。

相手に掴まれた両手首を反し、掴ませたまま握り返す。
そうすることで相手は腰から崩れ、無力化してしまう。
この時に必要なことは、腕の筋肉でもなければ、体重の差による圧力でもない。
小指の締めを効かせることだ。

何度か言及している通り、小指は比較的弱い器官であるが、そのために全身の力を伝えることに適している。
この操作でも、親指で上からのしかかってしまうと相手は微動だにしない。
腕の筋力による出力は、ほとんど効果がないのだ。

ただし、小指の締めは、握力を使ってしまうと結局、腕力の一作用でしかなくなってしまう。
全身の動きを伝えるためには、脱力した上での操作が不可欠となる。

さらには、姿勢、手刀、関節の詰めなど、単純な操作ではあるが、そこには古武術としての極意が隠されている。
文章や映像である程度の紹介をすることは可能だが、その先はやはり、個々人が継続的な修練によって会得し、磨いていくしかないだろう。
- 関連記事
-
-
其の三百二十四 乗せる 大東流合気柔術 東京稽古会 2021/01/24
-
其の三百二十三 斬り崩す 大東流合気柔術 東京稽古会 2021/01/17
-
其の三百二十 両手取小手返 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/12/27
-
其の三百十九 握る 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/12/20
-
其の三百十八、合気上 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/12/13
-
其の二百七十七、沈む 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/03/01
-
其の二百七十四、腰で運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/02/09
-
« 其の三百二十 両手取小手返 大東流合気柔術 東京稽古会
其の三百十八、合気上 大東流合気柔術 東京稽古会 »
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL
→http://kobujutsu.jp/tb.php/374-2179e396
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |