東京稽古会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 7月31日(日)17時00分から20時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 7月31日(日)17時00分から20時00分まで開催します。
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其の三百四十一 曲げて運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会 
相手の身体をこちらの意図通りに動かすということの本義を改めて考えてみる。
古武術である大東流合気柔術の状況設定は、相手がこちらに害を加えようと対峙して来たところにある。
そこに斟酌や譲歩はない。

そのような相手にこちらの意図を通し、身体を動かし、制していかねばならない。
そこで、いくつかの方法を考えてみる。
相手を上回る膂力や攻撃力をもって圧倒し、物理的に対応していくことが一つ。
これが可能な力の差があり、かつ完全に相手を無力化できるならば有効な方法であろう。

もう一つは、相手の攻撃の意志を半ば達成させながら、そのことによって生まれた隙をついて制していく。
相手の害意は反射するように循環し、もって抵抗の意志を無くさせる考え方だ。

言葉にすれば夢物語のようであり、実際の闘争において、そのような理想は通用しないと断じられる向きもあろう。

しかしながら、大東流合気柔術はそうした闘争が日常であった世界で生成した。
その術理の根幹には、彼我の戦力の差で圧倒するものとは異なる思想がある。
このことについては、引き続き考察を重ねてみたい。
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