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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は  10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿)  です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の三百四十七 抱締 大東流合気柔術 東京稽古会  




これまで「腕の反し」という要素を数回にわたって取り上げてきた。
腕を反転させることがその外見上の動きとなるが、ただそれだけでは効力を発揮できない。



抱締サムネ2



今回は、大東流合気柔術の一つの型である「抱締捕」を通して、「腕の反し」という思考法を掘り下げてみた。







相手が両腕を使って頸動脈を締めに来る。
衣紋締めという攻撃法であるが、稽古とは言え頭部への血流が止まると、数秒で意識が失われる。
上級者の適切な指導の下に修練を行ってほしい。



抱締3



具体的には顎を引き、相手の小手が頸動脈を圧迫するのを防ぐことが必須となるので、特に初心者にはこの点を強調して伝えなければならない。



抱締4



首を絞めに来る相手は、当然優位な立場でこちらを無力化しようと図るのであるが、それに対して遮二無二振りほどこうとしても不利な状態からは抜け出せない。
「腕の反し」は腕の柔らかい伸展をもって力を発揮するが、それは上半身の力のみで打開することを意味しない。



抱締1



むしろ、接点である腕から遠い腰~下半身から来る力によって相手はなすすべなく崩される。
合気柔術ならではのこうした術理は、稽古を積み重ねていくことをもって漸く会得できる。確信と謙虚さを二つながらに携えて精進していきたい。




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Posted on 2021/09/05 Sun. 10:00 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  居捕 
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