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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は  10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿)  です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の三百六十七 肘を掴む 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回に引き続いて、「肘」の構造を利用して相手の動きを止める、大東流合気柔術の思考法を紹介する。



肘を掴むサムネ2



肘は内側には曲がるが、外側には曲がらない、一方向にしか可動域を持たない関節である。
前回はその肘を「曲げる」ことで相手を無力化したが、「伸ばす」ことによっても同様の効果が得られるのだ。







肘を外側に曲げようとするとき、曲げられる側には無意識に肘を守ろうとする規制が働く。
すなわち可動域を超えることで、肘関節が折れてしまうことへの恐怖心が生まれるのだ。



肘を掴む3



これは当然の心の働きだが、身体の構造を利用することで、こうした心理的な反射を誘うところに古武術としての妙味がある。



肘を掴む2



肘を守ろうとする心の動きは、身体の硬直を生み、術をかけられた側はかかとが浮き上がってしまう。
この状態から相手を崩し制することは容易だ。



肘を掴む



初動において肘関節を外側に向けて伸ばしていく操作では、手刀の動かし方などに修練を要する。
ここでは触れていない口伝や操作のコツも数多いが、まずは基本の考え方を押さえておくことが第一歩である。



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Posted on 2022/01/23 Sun. 18:00 [edit]

category: 交叉捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術 
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