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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の三百七十九 肘を下げる 大東流合気柔術 東京稽古会  




脱力することで自分の感覚が広がり、相手のどこを攻めるのが効果的かを知ることができる。

と、言葉にすれば怪しい宗教染みた物言いになるが、大東流合気柔術の術技において、これは正しいということが実感できる。



肘を下げるサムネ



今回取り上げた操作は、上から押さえつけてきた相手の身体を無力化し、逆に腰を崩して取り押さえてしまう。
普通に考えれば、相手の力に対してそれを上回るパワーをもって抵抗し、何とか凌ぎ返すというところが想像されるところだろう。







だが、ここでは押さえつけられた最初の状態から脱力することで突破していく。
腕の力は使わず、むしろ脱力して手刀の向きを探る。全身の連動を使って、相手の身体を斬り上げる道筋を探る。



肘を下げる3



次に相手の手首に手刀を巻き付けるように絡め、肘を広げて押し下げる。

これら一連の動きに腕の力が加わると、途端に相手とぶつかってしまい、技は停滞してしまう。




肘を下げる2



脱力し、自然体を守ることで、己が感覚が研ぎ澄まされる。
相手のどこに、どの方向に、どれだけの力を向ければいいかを教えてくれる。



肘を下げるサムネ2



決して宗教やオカルトではなく、これは我々稽古会が実際に体感することで育てている技術なのだ。




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Posted on 2022/04/17 Sun. 18:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動 
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