東京稽古会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 7月31日(日)17時00分から20時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の三百八十八 交叉させる 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回は体を脱力させて柔らかく操作するための鍛錬法を紹介する。

相手の攻撃に対し、体を前傾させずに自然体を保ち、中心の力を効かせることで無力化してしまう。
その時に必要な要素が、先ほども述べた「脱力」である。
動画を見れば一目瞭然であると思うが、この一連の捕手側の操作において相手との接点は終始「掴まれていない」。
対照的に相手の攻撃は両手を力いっぱいに掴んできている。

掴むことで腕の内側の筋力が発動され、いわゆる「力が入った」状態になる。
すると、肩から先の腕力は発揮されるものの、身体全体としての力は無効となる。

それに対して捕手側は、接点に手刀を当てるだけか、または四指と親指で接点を挟み込んでいる。
この「掴まない」操作が脱力の効果を生み、全身の連動による体全体の力を相手に伝える。

その結果として、力を入れると決して発揮できない「柔らかい力」が相手の身体を絡めとってしまう。
文章ではなかなか伝わらないかもしれないが、この脱力の鍛錬で日本古武術の思考法である「やわら」の感覚を養成できるのだ。
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