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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は  10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿)  です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の三百九十二 半身投 大東流合気柔術 東京稽古会  




初伝一カ条「半身投」。
これは立って攻撃してくる相手に対して自分は座ったまま、崩し、制する。

まことに不思議に聞こえる操作であるが、これもまた、正しい理合いに則れば可能になる。



半身投サムネ2



むしろ、自分が座った体勢でいることが有利に働くという思考法をとるのが大東流合気柔術の真髄である。







相手は座った状態のこちらに対して片手をつかみ上げ、上方から制しようとして攻撃をかけてくる。
こちらはそれに対して手刀を立て、相手の肩を詰めるように斬り上げる。



半身投2



この時に手刀を使う我が方の姿勢が前傾すると、相手は簡単にこちらをねじ伏せてしまうだろう。



半身投1



そうではなく、自然体を崩すことなく相手に対応することで、この不利と思われる体勢から相手に抗しがたい力を伝達していく。

実際に体感してもらえば理解できるはずだが、相手方は握った手首を離せなくなり、こちらの手刀の操作に従わざるを得なくなる。



半身投3



むろん手刀の脱力や、中心力を発揮して相手を誘導する技術など、複合的に求められる要素は数多くあり、複雑な連動が必要となる形ではあるが、その根幹に位置する考え方が自然体の維持であることは銘記しておかれたい。









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Posted on 2022/07/09 Sat. 18:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  手刀  古武術 
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