扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
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其の三百九十三 合掌する 大東流合気柔術 東京稽古会 
人間の身体の奥深さ、それと同時にシンプルな合理性を体感させてくれる操作法を紹介する。

取り上げるのは古武術である大東流合気柔術の合掌捕という動きだ。
操作は単純である。
掴まれた両手を脱力した状態で掌を合わせ、指先を天に向ける。
これはいわゆる「いただきます」の形として日本人には馴染み深い。
手を合わせ「いただきます」をすることで相手の肩に大きな力が伝わり、さらに合わせた手刀を身体ごと動かすことで崩し、倒してしまう。

初めはやはり、肩から先の膂力で力づくに動かしてやろうということになりがちだが、ここで一度思い出していただきたいことがある。
この操作は「いただきます」。つまり、古来より日本人が感謝や祈りをささげるときの身体の形なのだ。

心穏やかに、自らが環境の一部として生活させてもらっているという謙虚な思いをもって静かに手を合わせる。
これが、身体の中心の力、最も効率よく自分の力を発揮するための技につながっていく。

宗教じみた物言いに拒否感を持たれる方もおられるかもしれない。
しかし、日々修練の中で体験する実感は決してまやかしではない。
古来の知恵を振り捨てて生きてきた現代日本人であるが、こうした動きから改めて、人として重要なものを学ぶ必要があるように感じている。
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