扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu
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其の四百四 刃と峰 大東流合気柔術 東京稽古会 
「手刀」とは人体である腕、なかんづくその手の先を「剣」に見立てて運用する大東流合気柔術に特徴的な思考法だ。
これをもってその技術体系を「剣の理合に基づく」と説明されることもある。

手刀は「剣」である以上、鋭利な刃の部分と、その裏側にあって強度を担う峰の部分を持つ。
人体においてはそれぞれ手の小指側、親指側に相当する部分である。
前腕部分では刃が尺骨、峰が橈骨にあたる。
刀(剣)においては当然、鋭利な刃の部分を使うのが一般的である。
同じように手刀においても小指側、尺骨側を用いて操作することが、力を効率的に伝えるには有利である。
もちろん、状況によって峰の部分を活用することで効果を上げることもあるのだが、ここでは「斬れる」のは小指、尺骨の方であることに留意していただきたい。

今、ここで自分の手を手刀の形に開き、柔らかく伸ばし構えたところを見ると、刃と峰は上下の線の上に並んでいるはずだ。
つまり「縦の関係」である。

これに対して掌と手の甲の部分は側面を向いている。
これは剣においてもその側面、「鎬(しのぎ)」と呼ばれる部分である。
人は日常の身体運用で、どうしても掌で押したり、握ったりということが多いため、この部分を使うことに囚われてしまいがちだ。

大東流合気柔術では、手刀の考え方をもって、小指側(尺骨側)を主に用いる。
初心者が戸惑いがちなところではあるが、この身体運用の感覚の転換が、古武術修行においては必要になるのだ。
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