FC2ブログ

扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
【関連商品】扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク

其の四百十二 捌いて制する 大東流合気柔術 東京稽古会  




攻撃を仕掛けてきた相手を、その力に逆らうことなく制してしまう。

今回は、大東流合気柔術「小手詰」の操作法を通じて、そうした考え方を解説する。



捌いて制する4



相手の攻撃は胸取りである。足を踏み出し「なんば」の動きで胸をつかみに来る。

そこには必ず攻撃線が生じる。







その時、相手との接点に手刀で軽く触れながら攻撃線を挟むように内から外に身体を捌く。



捌いて制する1



この「軽く触れながら」というところが非常に機微なのであるが、強い力で操作してしまうと相手もまたそれに呼応するように力をぶつけてきてしまう。

あくまでその接点に手首を留めておくだけ位の心持で「小指だけをひっかけるようjに」自分の身体だけを動かしていく。



捌いて制する2



この操作によって、相手の心理的には反撃を受けたような自覚がないままに、大きな力を手首関節から肩にかけて受けることになる。

体感してみれば良く分かることであるが、相手の腕による攻撃に対して、全身の力を効率よく伝えるわけで、抗いようのない形で体の自由が奪われてしまう。



捌いて制する3



さらにこの操作には、自分の重心、すなわち地球の引力と合致した軸に相手を引き寄せ、そこに「乗せて」しまうという要素もある。
そのあたりの考え方については、また項を改めて述べることにしたい。

















関連記事
スポンサーサイト



Posted on 2022/12/17 Sat. 19:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  重心  攻撃線 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kobujutsu.jp/tb.php/511-c4e279a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top