扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
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稽古日誌 令和5年4月13日 16日 19日 大東流合気柔術 扶桑会 
大東流合氣柔術 扶桑会の稽古日誌です。今回は4月半ばの稽古内容を記していきます。
まずは4月13日(木)。

「下から攻める」という考え方をベースに研究しました。
相手に対して下から見上げるような意識で向かうことで、全身の力を有効に使うことができます。

「上から目線」という言葉がありますが、これはその対極に位置する考え方ですね。
武術である以上、敵の攻撃を無力化するという目的はありますが、アプローチの方法が非常に独特です。

それは古来の日本人の考え方に由来すると言っていいのではないでしょうか。
すなわち、外来の異文化をまずは受け入れながら、時間をかけて馴致同化していった長い歴史そのもです。

一見すると現代日本では失われてしまっているように感じられる思考法ですが、こうして古武術の中に保存されているものを解凍し、再び世に伝えていくことができれば素晴らしいと思っています。

続いては4月16日(日)の稽古。

この日は間近に迫った昇段審査に向けて、全体で心構えを共有しました。

基本の形では、礼に始まり礼に終わる所作を再確認。
また、「止め、残心」など古武術の本質ともいえる動きについて、その意義を含めて学び直しました。

昇段審査は技術向上を目指す扶桑会にとって重要な行事です。
昇段対象者のみにとどまらず、ともに修練する仲間全員で、古武術修行者としての真髄を体得していってもらいたいと願っています。

最後は4月19日(木)。

大東流合氣柔術は「柔らかく、滞らず」動くことを目指しますが、それがともすれば、表面を力が上滑りしていくことになってしまいがちです。
武田惣角先生が久琢磨に授けた大東流は、極めの激しい、柔術的要素の強いものであったそうです。
それは、伝授する相手を見て技のエッセンスを変幻自在に変えていた惣角先生が、学生相撲の大関でもあった久琢磨に適合した技を教えたということもあるのかもしれません。

私たちの修練も、単なる形に堕しては本質を見誤ります。
最終的に流れるような動きに洗練されていくとしても、ひとつ一つの動きによって確実に相手の芯に力を伝達することを忘れてはいけないのです。

柔らかくはあっても、厳しく、確実に。
古き教えを仰ぎながら、技術向上を目指していきます。

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