扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
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其の四百三十三 一体化する 大東流合氣柔術扶桑会 
今回の動画のメインタイトルを「一体化する」としたが、これには二つの意味を持たせている。
いわば「掛け言葉」である。

前回「其の四百三十二 持たせておく」で解説したように、相手に掴まれた手首を振りほどくのでもなく、またぶつけていくのでもなく、ただ相手が掴んできたその感覚を出来るだけ変えないように、すなわち「持たせたまま」にしておくことで相手を無力化する技法がある。
これもその一つであって、相手の身体に掴ませたままの手を触れていくことで体勢を崩してしまう。
動画では腰と膝のあたりに高低差をつけて接触し、丁度自縄自縛に陥ってしまうような形にしていることがわかるだろう。
この操作では、相手に手を触れる際に肩から先の操作で動かしていこうとすると、うまくいかない。
それは腕の筋力に負うところの大きい運動であり、そうした力は出所が悟られやすく、容易に反応されてしまうのだ。
それではどうするか。
ここで、一つ目の意味である「自分の身体を一体化する」操作法が必要となる。

接触点である手首を、身体全体の連動によって操作していく。
このことで相手は力の出所を感知できない。予想外の力が押し寄せてくるような感じを受けて、思わず知らず自分の身体に貼り付けられるといったような感覚を覚えるのである。

さらにもう一つ、これは先ほどと比べると相当に難易度が上がるが「相手の身体と一体化する」操作を行う。
掴まれた手を「持たせたままにする」よりもさらに高度な身体感覚を必要とする動きであり、相手の身体を意図的に動かしていくというよりは、「相手の身体についていく」というべきか。

これについては、私自身も研究を重ねているところである。今動画を見直してみても、その域には到底達していない。
頂は未だ遥か高みにあるが、一歩一歩たゆまず進んでいくつもりである。
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