扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
【関連商品】
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu
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稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
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其の四百三十八 摺り上げる 大東流合氣柔術 扶桑会 
大東流合気柔術は「剣の理合」に基づいているということを、これまでに何度か言及してきた。
今回取り上げるこの「摺り上げる」という動きは、まさにその「剣の理合」の真骨頂ともいえる考え方に則っている。

体感してもらえれば簡単に納得できるのだが、この「摺り上げ」の操作を会得すると驚くほど軽く相手の体を動かすことができる。
ちょっとしたコツをつかむだけで、さほど難しい動きを必要とするわけではない。
すなわち、「肘関節を曲げずに」「刀を上段に振りかぶるような意識で」手刀を動かすのだ。
映像を見てもらえればわかることだが、ここでは柔らかく指を張って手刀を活かしている。
肩から先は脱力しているが、腕を剣と見立てるわけであるから、小指側(刃の方)には氣が充満していなくてはならない。

ここでついに「氣」という言葉を使ってしまったわけであるが、これは「エネルギー」であったり「力」であったり、翻訳のためにはかなり様々な概念を援用する必要があり、さらに時によってはそれらが複数の意味を同時に表すことになる。
これまで慎重にこの「氣」という言葉を使わずに説明してきたのであるが、やはり「剣の理合い」を表現するためにはこの言葉がしっくりくる。

つまり、腕を剣に見立てるのであるから、実際にはそうではないモノを別のモノに見立てる意識が必要になる。
その「意識」そのものを含めて「氣」なのである。

今後折に触れて、この「氣」の概念については解説を加えていこうと考えている。
もちろん、これが正解ということではない。私自身の研鑽によって、より深く、本質的になっていく余地を含めた理解であることをご承知おきいただきたい。
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