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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は  10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿)  です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
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稽古日誌 令和5年7月6日 9日 13日 大東流合気柔術扶桑会  




大東流合気柔術扶桑会の稽古日誌です。
今回は7月上旬から中旬にかけての活動内容について記していきます。

まず最初は7月6日(木)、扶桑教世田谷太祠での稽古。



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つかまれたところ、打ち込まれたとき、接点に力を籠めずに操作していく修練から始めました。



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技の難易度が上がり、複雑になるにつれて全身の脱力が要求される度合いが高くなっていきます。

相手との接点は、ほとんど手刀の一部分で触れているだけ、もしくは挟み込んでいるだけ。柔らかい動きが出来るほど、技の切れが生まれます。



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それぞれ現時点の習熟度に合わせて、そうした感覚をつかんでいってほしいと思います。



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続いては7月9日(日)の稽古。

この日も接点に手刀を搦め、筋力に頼らず全身の連動で力を伝える修練から始めました。



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肝心なのは、ぶつかり合い、せめぎ合っている部分にこだわらないこと。

身体操作というよりもむしろ、認識の刷新に難しさを感じているように見て取れます。



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後半戦は後捕。

見えないところから攻撃を受けた時、どのように初動を取るかが問われます。
単純な動きのセオリーを学ぶだけではなく、対峙する心構えの鍛錬です。



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受ける側ともコミュニケーションをとりながら、ただ形をなぞるだけに堕さない密度の濃い稽古を目指していきます。



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最後は7月13日(木)。

自分の重心を相手の身体に乗せる操作法から。



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小手先の動きで押し込んでしまいがちですが、ここは全身を一体化して「乗り」ます。

言葉で聞く分には何となく理解できますが、実際にやってみるとなかなかの難易度です。



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これを行うためには、現代人が生まれてこの方、長らく支配されてきた「筋力による身体操作の呪縛」から脱する必要があります。



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それは言ってみれば、自他の境界を取り払い、相手と思念を同調させることによって実現する身体操作なのかもしれません。

古武術の修練を通じて、そうした境地に通じることを目指していきたいと考えています。



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Posted on 2023/07/21 Fri. 23:15 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  中心  連動  重心 
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