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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は2月23日(金・祝)13時30分から16時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

扶桑会のYouTubeチャンネルでは「メンバー限定動画」の配信を始めました。一般公開の動画ではカットしている口伝や、道場でしか見せないコツを取り上げています。
興味のある方は 「Aiki-Kobujutsu」チャンネルホームページ にアクセスして「メンバーになる」から購読手続きしてください!
【扶桑会がTV放送されました!】 縦に使う1 
NHKWorld「J-arena」(↑上の画像をクリックすると無料視聴できます) 
 

【関連商品】 縦に使う1 扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク   
【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu

【動画解説】其の四百六十八 肚で動く 大東流合気柔術 扶桑会  




  【謹んで新年のお慶びを申し上げます】
 令和6年、大東流合気柔術 扶桑会は創設から10年の節目の年を迎えました。
 私たちはこれまで動画、画像、テキストなどを駆使しながら古武術の思考法や技術を発信してきました。
 そのスタイルは今後も変えることなく、さらに新たな展開を模索していくつもりです。
 今後も、扶桑会の活動をよろしくお願いいたします!




肚で動く1



自動車は大変便利な文明の利器だ。人を乗せ、重い荷物を遠くまで運び、人の労力はたかだかアクセルやブレーキを踏む程度の脚力と、ハンドルやレバーを操作する腕力があれば良い。
昔は井戸や泉まで桶を担いで水を汲みに行くことで得られた飲み水も、現代では指先で水道の蛇口をひねれば手に入る。

欲しい品物はスマホ画面をタップするだけで自宅に届けられ、人と交渉するために遠い道程を移動することもなく、コンピュータ端末を指で操作すれば海外の人ともビデオ映像を通して会話ができる。

2020年代、私たちの社会はさらにこうした「体の末端で何でもできる生活」への傾斜を強めていくだろう。
バーチャル世界の一般化が進めば、脳と機械が直結するような極端な現実感覚が到来するかもしれない。







現代人が作り上げたこの「身体の末端を使うだけで生きていける世界」は、はたして文明として進化しているのだろうか?

いうまでもなく、人は呼吸しなければ生きていけないし、食物を摂取し消化吸収しなければ肉体を維持できない。
空気や血液を循環させるための各臓器が全身に配置され、片時も休むことなく連携しながら私たちの身体の奥底で働き続けている。
人間の生命システムは常に全体として機能し、どれ一つ欠けても身体は成り立たない。

文明が極限まで進んで、身体の末端で「生活を処理する」社会が出現することに、生命体としての人間は根源的な不安を感じ始めているのではないだろうか。
先進国での精神疾患や孤立は増加の一途をたどり、その病理を解明する立場からは「身体性」を取り戻す必要性が指摘されている。自分の身体を、自分のものと感じて生きられないことが耐え難いストレスを生んでいるのだという。

人間は宇宙の一部として、その全身を使って生きるのが自然な姿なのだ。



肚で動く5



さて、今回の鍛錬法「膝行素振り」はまさにその全身を連動させて使うというコンセプトがその中核をなす。

足を使って体を進め、腕を使って剣を振るという操作を同時に行うのだが、その時に体の中心、つまり丹田(肚)を起点に力を発していく意識を働かせる。
足の爪先や剣の柄を握る手に力がこもってしまいがちだが、むしろ体の末端は柔らかくし、肚の中心から力を放出するようにして進んでいく。



肚で動く3



足と腕を同時に使うことによって、却って末端への執着が薄くなる。
始めはぎこちない動きに苛立つことがあるかもしれないが、繰り返し鍛錬していく中で、いつしか身体の中心を発したエネルギーが全身をくまなく通過する感覚に気付くだろう。

その時、身体の奥底に閉じ込められていた人間本来の生きる喜びが湧き出てくるのだ。



肚で動く2



これは、末端だけを使って「生活を処理していく」科学文明に対する、生命の側からのアンチテーゼである。

大仰に聞こえるかもしれないが、これからの時代を生きていく人間にとっては重要な視点ではないだろうか。





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Posted on 2024/01/06 Sat. 19:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  連動  丹田 
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