FC2ブログ

扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 3月21日(火・祝)14時から17時まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
【関連商品】扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク

其の六十八、膝行(しっこう)  

座ると、足が自由に使えません。当たり前ですね。

大東流合気柔術では、座った状態で相手を制する「居捕」という技の体系があります。
座ったまま、武術的な動きをしなければなりません。


膝行4


では、どうやって動くとよいのでしょうか?
これまでにも何度も出てきたので見当がついている方もいると思いますが…。
「腰」を使ってからだを移動させます。


膝行3


その鍛錬が、膝で歩くこと、「膝行」です。

動画を見ましょう。





正座の状態でつま先を立てます。これを「跪座(きざ)」と言います。
そこから片方の膝を立てます。次に膝が地についている方の踵を、反対側の踵の方に引き寄せます。
さらに引き寄せた足の膝を前方に立て・・・を繰り返していきます。


膝行2


こうすることで、身体は正座したまま前方に進んでいくのですが、ここで気をつけなければならないことがあります。

たいていの場合、上に書いたような説明をして膝行を始めるのですが、膝や踵(つまり足)「だけ」を動かして身体を前に進めようとすると、キツイうえに身体がぶれます。
(その上、膝も痛いです)


膝行1


そうではなくて、腰を中心に動くのです。
先生の手本を見ると、腰の動きに足(下半身)が追随しているのが感じられると思います。

頭に紙コップを乗せて練習している様子がありますが、これは腰から動くことで、からだの軸をぶれさせないようにする稽古なのです。


膝行5


膝行が出来るようになると、立った状態でも軸をぶれさせず動くコツがつかめますよ。

紙コップの練習は、ちょっと笑ってしまいますけどね。


関連記事
スポンサーサイト



Posted on 2015/11/13 Fri. 08:08 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  からだ  姿勢  丹田 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kobujutsu.jp/tb.php/69-6bc96f5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top