扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
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其の七十、押し引き 
今回の稽古の中では、この動きを一番不思議に感じた人も多いのではないでしょうか。

相手が自分の片腕を両手で捕りに来ます。
これを諸手捕(もろてどり)と言います。

これに対して力で抵抗せずに、からだの中心部分、丹田で受け止めるようにします。
以前にも書きました(「其の六十一、前に倒す」)が、実はここが核心で最も難しい部分なんです。
次に掴まれた腕の角度を変えることで、相手を崩してしまいます。
動画を見ましょう。
諸手捕に来た相手の腕は、自分の腕に二つの接点を持っています。
その二つの接点の一方を押し、一方を引きます。これを同時にかけることで、相手は崩れます。
ただ押すだけ、引くだけでは上手くかかりません。
掴まれた接点の中心部分は動かさないこと。これで、相手のバランスを崩します。

これを理解するには自分で短い棒を両手で握って見ることです。
握った中心の位置を変えずに両手を大きく動かしてみてください。
ちょうど自転車のハンドルを大きく切ったようになって、身体がねじれますね。
この状態を作り出すことで、相手を崩します。

いったん相手の体勢が崩れたら、倒したり投げたりすることは容易です。
たったこれだけの小さな動きで、体の大きい相手でも制してしまうことが出来ます。

古武術である大東流には、このように一見すると手品のような動きが随所に見られます。
ですが、稽古をして身につけていくと、とても理屈に合った動きだということが実感できるようになります。

また、腕を操作する場合には、肘の使い方、指先の使い方を意識してみてください。
この辺りは、文字で書くよりも実際に稽古の中で会得した方が面白みが増すと思いますので、書かずにおきますね。

相手が自分の片腕を両手で捕りに来ます。
これを諸手捕(もろてどり)と言います。

これに対して力で抵抗せずに、からだの中心部分、丹田で受け止めるようにします。
以前にも書きました(「其の六十一、前に倒す」)が、実はここが核心で最も難しい部分なんです。
次に掴まれた腕の角度を変えることで、相手を崩してしまいます。
動画を見ましょう。
諸手捕に来た相手の腕は、自分の腕に二つの接点を持っています。
その二つの接点の一方を押し、一方を引きます。これを同時にかけることで、相手は崩れます。
ただ押すだけ、引くだけでは上手くかかりません。
掴まれた接点の中心部分は動かさないこと。これで、相手のバランスを崩します。

これを理解するには自分で短い棒を両手で握って見ることです。
握った中心の位置を変えずに両手を大きく動かしてみてください。
ちょうど自転車のハンドルを大きく切ったようになって、身体がねじれますね。
この状態を作り出すことで、相手を崩します。

いったん相手の体勢が崩れたら、倒したり投げたりすることは容易です。
たったこれだけの小さな動きで、体の大きい相手でも制してしまうことが出来ます。

古武術である大東流には、このように一見すると手品のような動きが随所に見られます。
ですが、稽古をして身につけていくと、とても理屈に合った動きだということが実感できるようになります。

また、腕を操作する場合には、肘の使い方、指先の使い方を意識してみてください。
この辺りは、文字で書くよりも実際に稽古の中で会得した方が面白みが増すと思いますので、書かずにおきますね。
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