扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の七十一、手刀で斬る 
前回(「其の七十、押し引き」)解説した、相手を崩す動きの応用編です。

相手が手首を掴んでくるのですが、前回が両手だったのに対して今回は片手で捕られます。
それを、手刀で斬り落とすようにして制します。
動画を見てみましょう。
捕られた手を内側から回して相手の手首に密着させます。
腕を伸ばし、相手の体がバランスを崩したところで手を下におろします。
と、書きましたが、出来ましたか?
単純に上に書いた通りやっても、かからないはずです(当たり前ですが)。

ポイントは、手を剣に見立てて使うこと。「手刀」の意識です(過去記事「其の三十三、手刀」)。
剣を使うときには、小手先で使ったのでは威力を発揮しません。必ずからだの中心で操作します(「其の三十四、中心」)。

動画にあるように、捕られた手で抜刀するように腕を伸ばします。
この時、しっかりとからだの中心が伸びた手刀の方向を向いていることが重要です。
相手の手首に密着した手刀が、からだ全体の力を相手に伝えます。
今回の稽古を通して積み上げた「力を伝える」からだの使い方です。

崩れた相手をさらに斬り落とす場合も同様です。
その場でただ手を押し下げるのではなく、手刀を使って斬り落とすように。
剣を自分の中心で使えるように足を捌いて、からだを動かします。

最初は細かすぎるくらい、足を動かしましょう。
その場に立ち止まって(「居着く」といいます)いては自分の技がかからないばかりか、相手から反撃を受けやすくなります。

マメに動く。
それから自分の最適のポジション、相手との正しい距離を掴んでいきましょう。
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