扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の七十二、立合一本捕 
以前にも解説したことのある一本捕です。 (過去記事 「其の十四、一本捕」「其の四十六、居捕一本捕」)
今回は立合、そして受け側の攻撃は正面打ちです。

打ってきた相手の正面打ちを手刀で受けます。
これまでにも何度か解説しましたが、はね返すのではなく、「受け止める」感覚が必要です(過去記事「其の六十一、前に倒す」)。
相手の打撃を捌き、肘を制します。さらに当身で崩した後、腕を斬り落とすようにして倒します。
動画を見てみましょう。
一本捕は、大東流合気柔術の基本であって、また極意でもあると教わってきました。
何度繰り返しても、その言葉通り、新しい発見がある奥深い技です。
なので、この技のポイントは多岐にわたるのですが、今回は「当身」と「体重移動」について解説します。

当身を入れるときには、手だけで突くのではなく当たるところまでからだを動かします。
「丹田」を意識して出る稽古をこれまでに何度かやったことを思い出してください(「其の六十二、触れに行く」など)。
先生のお手本では、肘を制した後、当身を入れています。
ここでの当身は相手にダメージを与えるための打撃というだけでなく、自分の身体全体で相手を崩すための操作の意味合いが強いと考えてください。

からだ全体で出ることによって、肘を制した手からの力が相手に伝わります。
「丹田」から出る力を効率よく相手に伝えるところに、これまでの修練が生きてきます。

さらにからだを移動させるときには、「寄せ足」をすることがポイントです。
「寄せ足」とは、進めた足の方に残った足を引き寄せることです(「其の四十九、すり足」、「其の五十、足の捌き」)。

こうすることで、移動した側の足にしっかり体重を乗せることが出来ます。
かなり技の効き方が違ってくることが実感できるはずです。
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