大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 3月20日(土・祝)11時00分から14時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の七十六、搦める 
昨年末の更新からかなり時間が空いてしまいましたが、今年も大東流合気柔術の「初心者向けの」解説を続けていきますので、よろしくお願いします。
平成二十八年最初の動画は、「搦める」です。

大東流には関節や筋肉の組成を利用して相手を見動きが取れないようにしてしまう技が多くあります。
初伝一ヶ条にも「搦め投」という技がありますが、今回の動きを応用しています。
動画を見てみましょう。
相手が手首を捕りに来たところを、すり抜けるようにして逆に手首を掴みます。
これを「掛け手」と言います。
相手がこちらに向かってくる勢いを殺さないようにする技法です。

前回(「其の七十五、縦に斬る」)でも解説した「手首の縦の操作」がポイントになります。
親指を自分の身体の方に引き上げる様な動きです。

手首を縦に操作して、相手の肩を詰めます。
何故こうなってしまうのか、最初は理解不能だと思います。
動画を見ると、肩を詰められた受け手のかかとが上がり、爪先立ちになっているのが分かりますね。
これは、肘関節を逆に捕られることによって、力が肩を終点にして行き場を失ってしまう(抜けなくなってしまう)からです。
理屈が分かったからといって実際に出来るわけではありませんが…まあ、そういうことです。

この状態で、肘関節辺りで腕を交差させます。
これも力任せに押し付けるのではなく、上の腕で下の腕を押さえる程度で構いません。
肩が詰められている(動かせない)状態なので、たったこれだけで、腕を自由に動かすことはできなくなります。
あとは、搦めた腕の「接点を下側に運ぶ」ようにすれば、簡単に相手は倒れます。

不思議な身体操作ですが、手首を捕る最初の段階で肩を詰められるようになれば、出来るようになります。
繰り返しやってみましょう。自主稽古でも、継続的に取り上げていくつもりです。
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