大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 1月24日(日)14時00分から17時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
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其の七十九、詰める 
逆腕捕の変形技です。
手首の関節を手の甲側と、肘の両方から詰める技法です。

動画を見れば感じてもらえると思いますが、受け手側にとっては非常に痛い操作です。
ともかくまず、動画を見てみましょう。
大東流合気柔術には、柔術と名がついているだけあって、人体の関節や筋肉、経絡(つぼ)などを巧みに利用して相手を制する柔術的な技法が多くあります。
もちろん、大東流の神髄はそれだけにはとどまりません。
合気柔術から合気をつかう技まで、さらに精緻なからだの使い方や、思考法を要求される段階が先には続いています。

ただ、初心者にとってはこのような柔術的な技が理解しやすく、習得も早いのです。
人間の身体の特性を知るのにも適している技だといえるでしょう。
この技も、関節をきめることによって抵抗できなくさせます。

手首と肘の関節をとって、その間(小手と言います)を詰めるようにします。
やってみればわかるのですが、ただ闇雲に手首と肘関節の距離を縮めようとしても技は効きません。

コツは、力の方向を合わせることです。
自分の両手が相手の体に及ぼしている力のベクトルを矢印(→)でイメージしてみましょう。
両方の矢印がピタリと合ったとき、相手はとても痛がるはずです。
先生のお手本ではそのうえで肘を上に突きあげているので、受け手側は痛みから逃れようとしてかかとが浮いてしまっています。

脳内に描いたイメージと、身体操作を合致させること。
慣れないうちは本当に難しいですが、出来るようになると、とても面白くなります。
僕自身、それは現代人にとって重要な「身体性」を取り戻すことにもつながると考えていますが、その話はまた別の機会に。
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