扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
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其の三百八十 帯落 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術 初伝一カ条の形「帯落」。
今日はこの技術の解説を通じて、見た目と実体の間には必ず隔たりが存在するという態度で物事を見る大切さについて述べて見たい。

この形は比較的初心者のうちに出会う技でもあって、一見複雑に見える操作法に戸惑う修行者も多いことと思う。
また、帯をつかんで背骨を折りにかかるようなダイナミックな見た目から、大技であるというような印象を強く持つことも想像に難くない。
しかし、その印象にとどまればとどまるほど習得するのには時間がかかる。
もちろん、短期間に習得することだけが目的ではないので、試行錯誤の上に技の本質を発見することにも意味はあるが、その時であっても、自分が見ているものに囚われないことを目指すべきだと考える。

単刀直入に言うと、この技は「相手につかませておく」ことで成立している。
首を絞めに来た相手(受け)が無力化するとき、受けは「首をつかませられている」のだ。

技を修練し始めのころは、技をかける側(捕り手)が腕を伸ばし、相手の顎を押し返しているように見えるだろう。
そうではなく、腕を伸ばし、自分の身体を沈め、そして腰を切って攻めあがる一連動作は、相手がつかんだ手を離せないようにするためのものなのだ。
攻撃者と見えたものが、実際にはそうせざるを得ない状況に陥っている実態を、傍観している第三者は知りえない。

見た目と実体の間には必ず隔たりがある。
しかし我々は、一見の理解で足りたとし、思考停止してしまいがちではないだろうか。
少なくとも、実態というものを傍目から理解できたように思い込んでしまうことは危険なのだと、心にとどめたい。
自戒を込めて。
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