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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は5月19日(日)15時30分から18時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

扶桑会のYouTubeチャンネルでは「メンバー限定動画」の配信を始めました。一般公開の動画ではカットしている口伝や、道場でしか見せないコツを取り上げています。
興味のある方は 「Aiki-Kobujutsu」チャンネルホームページ にアクセスして「メンバーになる」から購読手続きしてください!
【扶桑会がTV放送されました!】 縦に使う1 
NHKWorld「J-arena」(↑上の画像をクリックすると無料視聴できます) 
 

【関連商品】 縦に使う1 扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク   
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【動画解説】其の四百八十二 千鳥足で下がる 大東流合氣柔術 扶桑会  




複数回にわたって続いている「千鳥足」技法の解説だが、今回は「高さを変える」効果を利用した形を紹介する。

使うのは一カ条立合「帯落」だ。



千鳥足で下がる6



首を衣紋締めで取ってきた相手の上手側に若干移動しつつ千鳥足の捌きを使い、腰を切る。

すると、前回「其の四百八十一、直下に沈む」で示したように頭一つ分沈むことになる。







ここからは、相手の視点に立ってみると、どのような体感となるかを見てみよう。

腕を交叉させて頸動脈を絞めている相手が、一瞬体をひねりながら真下に沈む。
こちらは前方に対して押し込むように絞めているので、虚を突かれたように下方に釣り込まれてしまう。



千鳥足で下がる2



次の瞬間相手が下から腕を伸ばしながら真上に立ち上がってくる。
あたかも自分が握りしめている相手の首回り(奥襟と前襟)が隆起するように。

思わず腰を浮かせてしまったところ、わが帯を引き込まれて背中を折られ、抵抗できずに地面にたたきつけられてしまう・・・と、このような一部始終となる。



千鳥足で下がる4



相手をこのように翻弄するためには、掴まれた首回りの接点が重力に従ってストンと真下に落ちることが必須の条件となる。

この時接点の落下軌道に少しでも違和感を感じさせると、相手は感覚を修正し、前方に向けている力の方向を変えてしまう。



千鳥足で下がる5



この、「相手に違和感を感じさせずに」自らの体位を変更するというところに「相手とのつながりを作る」極意が隠されているのだ。

次回も同じ考え方を使いながら、「つながりを作る」極意を示そうと考えている。







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Posted on 2024/04/13 Sat. 19:02 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  古武術  連動  重心 
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